2019年6月ー院長メッセージ

5月の終わりに、30度を超える真夏日が続きました。北海道では39度台の過去最高の暑さも記録しています。今年の夏が思いやられます。
5月25日の土曜日に、在宅ケアを支える診療所・市民全国ネットワーク全国の集いIN東京の佐倉プレ大会がグリーフケアをテーマに開催されました。大会長は全国の集いの大会長でもある、三嶋先生です。100名を超える参加者があり、シンポジストも宗教家、葬儀社の方、訪問看護師、ケアマネジャー、訪問医と多職種での議論が行われました。ネットワークの大会にふさわしい、実りある議論ができと思います。三嶋先生のクリニックでは、2年に一度看取りをした家族の方や関係者の方に集まってもらい、患者さんを偲ぶ会を開催しているそうです。看取りが終わると、医療者との関係が途切れてしまいがちですが、看取った方を偲んでこのような会を開催することは素晴らしいことだと思います。
我々は外来診療をしており、看取りをした家族の方が外来診療の患者さんとして、通院をしてくれることが多く、あえてグリーフケアの訪問をしておりません。ご近所の方も看取っており、散歩の最中など日常生活のワンシーンの中で、自然な形でグリーフケアが行えるように、努力をしてゆきます。
9月14日15日の全国の集いは池袋の帝京平成大学で開催されます。無料で参加できる、認知症予防の市民公開講座も用意しておりますので、皆様お誘いあわせの上是非ご参加ください。お待ち申し上げております。

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