2017年版

院長メッセージ―2017年12月

いよいよ12月、師走に入りました。少しずつ寒くなってきましたが、皆様お変わりありませんでしょうか。
11月は忙しい月でした。11月2日から5日まで、フィリピン、バコロド市の日本語学校にスカラーシップ候補生を対象とした面談に行って来ました。フィリピンの留学生は当院や生活介護社の施設ですでに何名か働いていますが、皆さん働き者で利用者からの評判も上々です。来年からはフィリピンから技能実習生も来日します。フィリピンの若い方々に日本の介護技術を学びながら、楽しく過ごしていただきたいと思っております。
11月14日から16日までは、台北市に出張でした。15日に台湾大学で台湾デイサービス10周年記念講演会の基調演者として招待されたのです。大変名誉なことで、日本の現状や地域包括ケアシステムのことを話してまいりました。皆さん、熱心に聴いていただき、気持ちよく話すことができました。その後は、遊さんや国会議員の呉先生たちと会食です。会食の後は歯科医の黄先生とカラオケにも行きました。
インフルエンザワクチンの入荷が少なく、皆様には大変ご迷惑おかけしております。私自身もまだ予防接種できない状態です。入荷次第お知らせいたしますので、よろしくお願いします。

院長メッセージー2017年11月

10月末には2週連続で週末に台風が直撃しました。雨も多く、温度差も激しく、体調を崩された方もいらっしゃることと思います。これから、寒が厳しくなってゆきますので、体調管理に気をつけてください。
10月は行事の多い月でした。10月7日より9日まで、青森県八戸市で開催された、在宅ケアを支える診療所・市民全国ネットワークIN八戸に職員と一緒に参加して来ました。1000名近くの方が参加し、盛会に終わりましたが、職員の方の発表や和田医師が企画したシンポジウムなどもあり、充実した内容でした。また、日本酒も大変美味しく、夜の宴会も十分に楽しみました。
10月22日には日本棋院で、全国アマチュア囲碁団体戦東京大会がありました。昨年は予選敗退でしたが、その雪辱を果たすため、可西医師、息子の登、そして私の3名でチームを作り参加をしてきました。昨年負けたチームが今回は別の山からの出場し、予選リーグであたらず、無事決勝トーナメントへ。決勝でも昨年負けたチームは予選敗退しており、今回は無事優勝できました。何の大会でも優勝することはやはりうれしいですね。受付に優勝で頂いた賞状とカップを置いてあります。来年も連続優勝を目指して頑張ります。
今月からインフルエンザの予防接種が当院でも始まりました。予約無しで診察時間内であれば打つことができます。今年はワクチンの供給量が連年より少なく、早めに打ってください。

院長メッセージー2017年10月

月日の経つのは早いもので、もう10月です。寒暖差が激しい日が続きますが、皆さん体調に注意をして過ごしてください。
夏の日中は暑いので、散歩の時間を朝5時からに変えました。当初はまだ明るかったのですが、10月に入ると真っ暗です。日が短くなることを実感します。起きるのは辛くありませんが、睡眠時間が少なくなり、往診車の中では寝ていることが多くなりました。
9月16日から18日まで新潟県南魚沼市で開催された、地域医療研究会に参加をしてきました。大会長は医療法人社団萌気会理事長の黒岩卓夫先生です。2泊3日という長い日程の研究会で、大懇親会もあり、六日町温泉と新潟の地酒を堪能した日々でした。特に、懇親会ではかなりお酒を飲み、2次会にも参加をしてさらに飲んでしまい、久しぶりに二日酔いとなりました。地域医療研究会は病院の専門職が多く参加をしていますが、在宅医療に関しての意識のずれを感じましたが、そのことを認識しただけでも実りの多い学会だったと思います。
今月は私が会長をしている、在宅ケアを支える診療所・市民全国ネットワークの第23回となる全国の集いが青森県八戸で8日、9日に開催されます。職員と一緒に行ってまいります。

院長メッセージー2017年9月

8月は雨が多く、比較的過ごしやすい夏でした。いよいよ9月です。いろいろと忙しくなる方も多いと思いますが、まだまだ暑い日は続きますので、体調管理をしっかりとしてください。
8月11日に子供3人を連れて、新橋のホテルで行われた阪急囲碁祭りに参加をしてきました。もともと、三男の健が6年前に学童保育の囲碁大会で優勝したのがきっかけで始まった我が家の囲碁熱です。子供と一緒に大会に参加できるなど、まるで夢のような楽しい時間を過ごすことができました。それぞれの棋力に応じたクラスで参加をしましたが、私は4戦全勝で優勝、他の3名はそれぞれ3勝1敗という成績でした。運よく優勝できて、父親の面目を保ちました。
8月15日にベトナムのホーチミン市で開催された、アジアの有識者を集めた高齢者ホーラムに参加をしてきました。台湾の呉国会議員に会うこともできて、有意義な時間を過ごせました。アジアを含む世界各国は、わが国の高齢者政策である地域包括ケアシステムに強い関心を持っていることに驚き、我々の日々の仕事の重要性に気付きました。地を這うような仕事ですが、実は世界最先端の仕事でもあるのです。
最近は朝5時に起きて散歩をしています。お蔭様で体調もすこぶる順調です。
皆さん、今月もよろしくお願いします。

院長メッセージー2017年8月

短く雨の少ない梅雨でした。7月初旬から猛暑が続き、体調を崩された方も少なくないと思います。水分と睡眠を十分にとって、体調管理に気をつけてください。
7月15日に和田忠志在宅医療部長が会長を務める、第14回日本高齢者虐待防止学会が森のホールで開催され、300名以上参加の盛会のうちに無事終了することができました。台湾と韓国から専門家を招いた国際シンポジウムも開催され、充実した内容でした。台湾からは8年来の友人である遊さん、呉先生も来られて、久しぶりに夜遅くまで楽しく話ができました。特に台湾の国会議員である呉先生は、台湾の国会が開催中にも関わらず来て頂き感謝です。
最新のニュースで平均寿命がさらに更新され、男性80.98歳、女性87.14歳で香港についで世界第2位との報告がありました。人々が長生きをできる社会はよい社会だと思います。そして、長生きしてよかったと思える社会を作るようにこれからも、地域の中で努力を続けたいと思います。
7月29日に毎年恒例の納涼会を開催しました。フィリピンから来た留学生も浴衣を着て参加し、楽しいひと時を過ごしました。
暑い日が続きますが、体調がおかしい、食事が取れないなどの時には、早めにご相談ください。状況に応じては往診対応も可能です。

院長メッセージー2017年7月

梅雨入りしましたが、晴れの日も多く、今年は空梅雨でしょうか。みなさん、お元気で暮らしていますか?
6月は東京での会議も少なく、比較的落ち着いて診療を推進できた月でした。気候影響もあり、外来患者さんの数は増えております。開業から23年目ですが、それでも外来数が増えていることに、驚きとともに皆様のご支援に感謝しております。
平成27年12月に松戸市立病院で、大腸がんの手術を受けてから、人生観が少しは変わるかと思いましたが、まったく変化ありませんでした。人はそうそう生き方を変えることはできないのでしょう。お蔭様で、今のところがんの転移もなく、体調はすこぶる順調です。毎日の散歩も欠かさず、睡眠時間も十分にとり、アルコールも控えめにして体調管理には気をつけております。
6月28日には「びわ亭」で、医療法人社団実幸会と生活介護株式会社の合同所属長懇親会が開かれました。毎年恒例となっており、皆さん楽しく懇親を深めることができました。もちろん、二次会はカラオケにも行きました。
今月は7月15日土曜日に第14回日本高齢者虐待防止学会を、森のホールで和田忠志在宅医療部長が大会長として開催します。少し専門的な学会ですが、私もランチョンで認知症の話をいたします。興味のある方は是非いらしてみてください。

院長メッセージ―2017年6月

 

5月というのに30度を超える真夏日が続きました。熱中症で倒れる人も出たと聞いております。皆様、暑さ対策を十分にして水分もこまめに取るようにしてください。
5月はいろいろとイベントの多い月でした。ゴールデンウイークは職員を連れて台湾に行ってきました。台南市と台北市で小規模多機能居宅介護に関する、日台シンポジウムに参加。職員が日本の現状について話をして、私はコメンテーターの立場でした。国会議員となった呉先生も大変喜んでくれ、豪華な昼食と夕食に招待してくれただけでなく、国会内の自分の執務室に案内をしてくれました。
5月27日、28日は東京駅ステーションカンファランスで、第1回全国医歯薬連合会全国大会が開催されました。私は合同開催の第5回全国在宅支援診療所連絡会の会長を務めました。職員の方が多数手伝ってくれて、本当に助かりました。当院と生活介護の職員の方々は優秀な方が多く、助かっております。
7月15日には当院の和田医師が会長で、日本高齢者虐待防止学会を松戸の森のホールで主管いたします。忙しい日々が続きますが、しっかりと診療も行っております。皆さん安心をして受診してください。

院長メッセージー2017年5月

4月に入り夏のような暑い日がありましたが、翌日には寒さがぶり返し、温度差の激しい日々が続いております。皆様、体調に気をつけてください。
4月2日の日曜日に、文藝春秋の同級生交歓という取材で、久ぶりに日比谷高校を訪ねました。45年ぶりの母校は、ずいぶんと変わっておりましたが、遅刻坂から上ってくる入り口の校門の姿は当時のままでした。高校の同級生と懐かしい時間を過ごすことができました。
4月18日に松戸市衛生会館で、「道路交通法改正に伴う認知症高齢者に関する講習会」が開催されました。最近たびたびマスコミで報道される、認知症高齢者が起こした交通事故により、高齢者が免許書き換えの際には、認知症に関する診断書を場合により求められることとなりました。いろいろと問題点もありますが、交通事故を未然に防ぐためにはやむを得ない処置かと思います。
もちろん当院では、警察からそのような診断書を求められたときには、診察や検査の後に発行いたしますので、ご相談ください。なかなか、厄介な時代になりましたね。

院長メッセージー2017年4月

3月末に寒い日が続き、今年の桜の開花は例年より遅いようです。花粉の量も多くないようで、今年はあまり目がかゆくなりません。
3月15日に、東京の全国都市会館で開催された、全国在宅医療会議(厚生労働省主催)に出席してきました。これは、在宅医療を推進する学術団体・職能団体・関連団体・行政、市民代表等からなる会議で、私は「在宅ケアを支える診療所・市民全国ネットワーク」代表として参加してきました。当日の構成員参加人数は34名、議長は国立長寿センター名誉総長の大島伸一先生です。国も在宅医療の推進を本気で考えているということでしょう。
3月24日は松戸市の衛生会館で開催された、松戸市ケアマネ協議会に参加してきました。今回はケアマネと病院のソーシャルワーカーの合同会議で、松戸市医師会から在宅医療の意義について講演のあと、各病院のワーカーから病院の特徴の説明がありました。今回の会議を仕掛けたのは、松戸市医師会在宅ケア委員会の堂垂先生であり、松戸市の医療介護連携促進事業は、医師会の積極的な関わり、順調に進んでいると思いました。
皆さん、松戸市はよい街だと思います。もっと住みやすくなるよう、当院も地域づくりに積極的に参加をして行きます。

院長メッセージー2017年3月

3月になり、暖かい日も出てきました。寒暖の差が激しい時もあり、体調管理に注意をしてください。
2月19日に、名古屋市で在宅医療を行っている藤村看護師が新設した、特別擁護老人ホーム「おふくろの家」の開所式に行ってまいりました。名古屋駅から名鉄で20分、佐古木駅からは歩いて10分程度の比較的街中にあります。
木をふんだんに使った、温かみのある建物で、自分が入ってもよいと思える施設でした。4階にはなんとバー「バアバ(婆ば)」と露天風呂があり、遊び心もたっぷりの施設です。さらには、近所の子供たちのためのスペースも用意されており、地域包括ケアを目指し、地域に開けた施設をめざしているそうです。すでに職員も決まっており、後はケアサービスの内容がどれだけ充実してゆけるのかというところでしょう。期待をして見守って行きたいと思います。
2月、3月と週末すべてに予定が入っており、休みなしの状態が続いております。しかし、体調はすこぶるよく、診療所の健康診断では貧血はすっかりよくなっており、疲れがたまらないのもそのためかもしれません。まだまだ頑張りますので、皆さまどうぞよろしくお願い申し上げます。

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医療法人社団 実幸会
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