院長メッセージ

2024年3月ー院長メッセージ

2月は雪が降ったかと思えば、20度を超える暖かさの日が来たりして、相変わらず地球温暖化の影響かと心配されます。今年の夏はまた、かなり暑いようです。
3月いっぱいで新型コロナ感染症に対する無料ワクチン接種が終了します。現在ほとんど予約はありませんので、接種券をお持ちの方は早めに接種をお勧めします。今後は自費で季節ごとに接種するように変わります。時期が来たら、接種することをお勧めいたします。
コロナ感染症もまた、流行っておりますが、ほとんどの方は軽症ですんでおります。当院の外来看護師もコロナになりましたが、ワクチンを7回接種していたため、症状は全くでなかったと話しておりました。それでも、いまだに感染後に不幸な転帰となる方もおり、油断でき ない感染症です。
この3月で40歳にて開業をしてから、30年が経過しました。これまで、大過なく地域医療の一端を担ってこられたのは、職員の努力と、地域の皆様の支援のおかげです。これからも、次世代につなぎながら、40年、50年と地域医療を繋げてゆきたいと願っております。
みなさま、どうぞ今後ともよろしくお願い申し上げます。

 

2024年2月ー院長メッセージ

能登半島地震で亡くなられた方々、被害に遭われた方々に心からお悔みと、お見舞い申し上げます。
本年は元旦早々に、大きな地震があり、さらには日航機事故と、災害がつづきました。災害に遭われた方々は、厳しい寒さや雪の中で不自由な生活を強いられていることと思います。
災害の多い我が国は、多くの災害に遭いながらも、そのたびに立ちあがってきた歴史があります。1日も早い復興を願うばかりです。
1月で私も70歳の古希を迎えました。子供の頃は70歳というと、かなりのおじいさんと感じておりましたが、いざ自分がその年になると、まだまだ成熟していない部分があります。
腰痛や頸部痛など、年齢を重ねたための痛みがでますが、もう少し診療を続けてゆきたいと思っております。
現在月に1回手伝いに来てくれている息子も、来年は地元に戻ってくる予定です。何とかうまくバトンタッチをしてゆきたいと願っております。
地域医療のための診療所として、自分たちの役割を今後も果たしてゆく所存です。

 

2024年1月ー院長メッセージ

新年あけましておめでとうございます。
2023年は新型コロナ感染症が一段落して、これまでの生活をある程度回復した年でした。しかし、コロナ禍で私たちの生活様式はだいぶ変わりました。一番それを感じるのは、会議や講演がオンラインで行われるようになってことです。
当院で事務局をしている、NPO地域共生社会を支える医療・介護・市民全国ネットワークでも、全国大会のオンライン配信が行われました。さらに、理事会はオンラインです。事務局としては、会場の手配や資料をそろえる必要もなくなり、参加する理事の方々も東京まで出る交通費や宿泊費がかからなくなりました。とても便利であり、今後もオンライン会議は続いてゆくと思います。
本年は2024年問題という、働き方改革の実施となる年です。これは流通だけでなく医療にも大きな影響をもたらします。これまで、当たり前に長時間労働をしていた医師に、時間外労働時間に年間960時間という制限を設けるものです。この影響を受けるのは、大学病院からの派遣医師に、アルバイトで当直業務を依頼していた中小病院です。なかなか、きれいごとだけでは解決しない問題も多く存在するのです。

本年も様々な困難に立ち向かい、地域医療に邁進してゆく所存ですので、どうぞよろしくお願い申し上げます。

 

2023年12月ー院長メッセージ

師走、12月になりました。
気候の変動も激しく、夏からいきなり冬になったようで、秋をあまり感じませんでした。
インフルエンザも流行っております。皆さん、体調管理には十分に気をつけてください。
今年実幸会は4年ぶりに生活介護社と合同の忘年会を行います。コロナ前までは毎年行っておりましたが、コロナ感染症の蔓延で中止をしておりました。
コロナ禍で生活様式がだいぶ変わりました。特に会議の在り方は大きな変化があり、オンライン会議が非常に増えました。実幸会でもほとんどの会議がオンラインとなっています。時間の節約になるだけでなく、資料準備の手間も省けます。当院が事務局をしている、NPO法人地域共生社会を支える医療・介護・市民全国ネットワークでも、理事会はオンラインで行っており、全国から集まる必要がなくなりました。交通費や宿泊費など節約になり、会場準備の必要もなくなり事務局の仕事も軽減しております。
この1年も、毎日忙しく、多くの患者さんと向き合い、充実しておりました。訪問診療、外来診察、入院医療という、3つの診療形態を駆使して地域医療を行うことが、現在の高齢社会に適しているのだと思います。
来年も引き続きコツコツと地域医療を行ってまいります。
皆さま良いお年をお迎えください。

 

 

2023年11月ー院長メッセージ

10月も例年よりは気温が高い日が多かったです。しかし、朝晩は少し寒くなってきました。寒暖差が激しい事もあり、体調管理が大変かと思います。皆様、いかがお過ごしでしょうか?
当院は教育医療機関であり、9月から東京医科歯科大学の研修医が来ております。指導医と一緒に訪問診療に行ったり、外来でコロナワクチンやインフルエンザワクチンの問診など行ったりしております。最近の研修医は、私たちの時代と比較して知識もあり、真面目な方が多い印象です。研修医と言っても、医師免許は持っておりますし、指導のチェックも受けているので、安心をしてください。
当院では、発熱外来をコロナ感染症流行以来続けておりますが、10月ではインフルエンザ感染が増えており、コロナ感染は少ない傾向にありました。この時期にインフルエンザが流行ることも異例なことですが、やはり3年間のコロナ感染症の流行で、インフルエンザの免疫を持たない方が増えたのかと思います。
インフルエンザ予防注射は当院では予約はいりません。外来を行っている時間であれば、いつでも打つことが可能です。早めの接種をお勧めします。

 

2023年10月ー院長メッセージ

厳しく暑い9月がやっと終わりました。何しろ、9月末でも35度という、信じられない暑さが続きました。10月も平年より暑いそうですが、何とかさわやかな朝と夕方を迎えることが出来るようになりました。
9月17日、18日の連休に名古屋のウインクあいちで、開催された「地域医療を支える医療・介護・市民全国ネットワーク」に参加をしてきました。今回のテーマは「愛と平和がつくる地域共生社会」。大会長は医療法人生寿会の亀井克典理事長でした。35度の猛暑の中での開催となりましたが、2300名の参加をえて、大成功の会となりました。
9月より、第7回となる新型コロナワクチン接種が始まっておりますが、10月よりは、インフルエンザワクチン接種も始まります。当院の発熱外来ではインフルエンザに罹って来られる方もおり、暑さの中で流行しております。この3年間コロナ感染症対策が主流となり、インフルエンザに対する免疫が低くなっているからでしょうか。心配な方は早めのワクチン接種をお勧めいたします。当院では、インフルエンザワクチンの接種は、診察時間内であれば予約なく打つことができます。

2023年9月ー院長メッセージ

7月に続いて、過去経験したことのない、暑い8月でした。
皆さまは、体調を崩されてはいないでしょうか? 9月も暑さが続くと思われます。
引き続き、暑さ対策を充分に行ってください。
コロナ感染症の蔓延で、これまで開催が見送られていた、祭りや行事が各地で行われるようになりました。当院でも、3年ぶりに納涼会を開催しました。久しぶりの飲み会で、職員の面々も、大いに飲んで、楽しんでおりました。年末には忘年会も再開する予定です。
今月は17日、18日と名古屋のウインクあいちで、第2回地域共生社会を支える医療・介護・市民全国ネットワークが開催されます。当院や生活介護社からも実践交流会に参加して発表してくる予定です。
9月20日よりは、第7回目となるコロナワクチン接種が当院でも始まります。接種券が届き次第予約を取るようにしてください。今回も無料での接種になっております。コロナ感染症も5類にはなりましたが、現在かなり流行っております。接種をすることをお勧めいたします。

 

NPO地域共生を支える医療・介護・市民全国ネットワーク全国の集いIN NAGOYA2023

2023年8月ー院長メッセージ

8月に入りましたが、7月中旬から厳しい暑さが続いております。
皆さまは、熱中症などなっていないでしょうか。
この暑さは12万年ぶりという報道もあり、地球温暖化だけではないようです。気候変動が起きているのでしょうか。
毎日熱中症で倒れたり、亡くなったりする方の報道もあり、まさしく災害並みの暑さです。昔はこんなに暑くなかったと、良く患者さんと話しておりますが、まだまだ続くようです。
7月17日に東京で、「日本の介護は大丈夫か?」というタイトルでプレ大会が開催されました。厚生労働省の和田課長や世田谷区長の保坂氏が出演するということもあり、100名を超える盛況でした。区議や市議も多数出演して、活発な討議がなされ、有益な時間を過ごすことが出来ました。生活介護社から、山岸社長も参加して、介護現場の現状を報告しておりました。9月17日、18日開催の名古屋本大会に繋げてゆきたいと思います。
皆様、暑さには十分に注意をして、適正なエアコンや水分補給をお願いします。また、調子が悪いと思った時は当院外来まで来てください。

 

2023年7月ー院長メッセージ

梅雨にはいりましたが、暑い日が続いております。皆様はいかがお過ごしでしょうか?
我々医療法人社団実幸会の会計年度は6月締めです。今年度もコロナ感染症の影響もありましたが、何とか黒字決算となりました。
創業は今から30年前、私が40歳の時でした。これまでの決算で一度も赤字を出しておらず、そのことは職員の皆様に感謝しております。
私共のように、訪問診療もしながら、入院設備を持ち、外来も積極的に行う医療機関は比較的少なく、今の東葛エリアでは必要性の高い診療形態だと思っております。高齢化が進み、医療機関に行くことが困難となるケース、軽い気管支炎や脊椎圧迫骨折で動けなくなり自宅では過ごすことが困難なケースなど、地域に必要とされていることを実感しております。
今後も現在の診療形態と続けながら地域づくりに貢献をしてゆきたいと思っております。現在、私の息子が整形外科専門医試験に合格をして、月に一度外来診療を手伝ってくれておりますが、近い将来に戻ってきて後を継いでくれる予定です。
皆様のお役に立てるように精進してまいりますので、応援よろしくお願いします。

 

2023年6月ー院長メッセージ

寒暖差の激しい日々が続いております。
皆さまお変わりなくお過ごしのことと思います。
5月20日、21日と山形県鶴岡市で開催された、地域共生ネットプレ大会に参加してまいりました。鶴岡市は初めて訪れましたが、徳川四天王である酒井忠次氏が401年前に入府した庄内藩の城下町で、街の作りがそのまま残っている、我が国でも稀な都市でした。
歴史ある建物があり、出羽三山の入り口でもあります。
プレ大会は町の中心にある、古い建物を使っての会で、懇親会も同じ場所でした。取り立ての山菜のてんぷらなど、とても贅沢な時間を過ごすことができました。大会そのものも、討論形式でおこなわれ、いつもとは異なる形式で、新鮮な印象でした。
現在、65歳以上の方と疾患を持つ方、医療介護関係者を主に、新型コロナワクチン接種を進めております。キャンセルも出ますので、接種券をお持ちになって来院してください。
5類になっておりますが、まだまだ感染者は出ております。
発熱外来も今まで通り行っておりますので、発熱等での診察希望の方は、診療所までまずお電話よろしくお願いします。

 

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医療法人社団 実幸会
いらはら診療所
TEL.047-347-2231
FAX.047-347-2551

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