2019年版

2019年12月ー院長メッセージ

皆さん、いよいよ師走、12月ですね。寒さもだんだん厳しくなりますので、健康管理には十分に気を付けてください。
11月9日に長崎市大村市まで、来年の診療所ネットワーク長崎大村大会の実行委員会に参加するために行って参りました。来年の全国の集いは、大村市で診療所や介護事業所を展開する、さくらクリニック院長である石田賢二先生が大会長で、大村市との共催で開催されます。大村市には長崎空港があり、まさに長崎県の空の玄関口です。人口も増えており、活気もあり大変住みやすい街です。大村市の市長さんは元看護師で、42歳と若く在宅ケアに非常に理解があります。実行委員には長崎県の各職種の代表者が集まり、有意義な議論ができて、きっと良い大会になると確信をしました。
実行委員会のあと、懇親会があり多くの皆さんと話をすることができました。また、2次会にも石田先生に連れて行ってもらい、大変高価なウイスキーをいただきました。石田大会長へ感謝です。
インフルエンザの流行も始まりました。当院でのワクチンは残りわずかですので、電話で確認の上診療時間内に来院してください。

2019年11月ー院長メッセージ

 10月11日から12日にかけて台風19号が上陸して、東日本各地に大きな被害をもたらしました。被害を受けた方々へ心からのお見舞いと、一日も早い復興を願っております。
 幸いに松戸市は大きな被害を受けた地域はなかったようですが、今後も台風や地震の自然災害に準備をしておく必要があります。診療所でも、災害に対する備えを怠らないようにしてまいります。
 10月20日には、東京市ヶ谷の日本棋院で行われた、囲碁団体戦に参加をしてきました。可西先生、息子の登、そして私の3名です。今年もなかなか厳しく全員2勝2敗で、チームとしても同様でした。囲碁は頭の体操となり、ボケ防止にも役立つと思います。勝っても負けても楽しんで打つことができるので、良い趣味であると思います。
 インフルエンザの予防接種も先月から始まっております。そろそろ接種を受けておいた方がよいかと思います。診療時間内であれば、特に予約はいりませんので、早めの接種をお勧めいたします。

2019年10月ー院長メッセージ

9月は台風に直撃されて、千葉県では大きな被害がありました。私共の松戸市はそれほど被害はありませんでしたが、災害にあわれた地域の方々に心からお見舞いを申し上げます。
9月15日16日と、東京池袋の帝京平成大学において、「第25回在宅ケアを支える診療所・市民全国ネットワーク全国の集い」と「地域医療研究会全国大会」の合同大会が開催されました。初めての合同大会であり、2つの団体からなる実行委員会で討論を続けながらなんとか大会までこぎ付けたのは、すべて実行委員会、そして二つの会の理事と世話人の皆様のお陰です。大会は大成功に終わり、事務局を務めた当院としてはホット胸をなでおろしているところです。特に今回は浅沼事務長をはじめとする、当院および生活介護社スタッフの獅子奮迅の大活躍で様々な困難を乗り越えてゆきました。
在宅ケアを支える診療所・市民全国ネットワークでは、今回の理事会で役員の交代があり、わたくしは8年間務めた会長職を辞めて、事務局長になりました。ある意味、会長の時より忙しくなると思います。
診療所方でも、木曜日の内科外来を担当してくださっていた東先生の後任が決まらず、皆様にはご迷惑をおかけしておりますが、できるだけ不自由の無いように努力をしてまいります。今後とも地域医療に邁進をしてまいりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。

2019年9月ー院長メッセージ

 9月に入っても30度を超す暑さが続いております。残暑による熱中症に皆さん十分に気を付けてください。
 8月22日に9月15日16日に東京池袋の帝京平成大学で開催される、在宅ケアを支える診療所・市民全国ネットワーク東京大会、実践交流会へ向けた予演会を当院内で行いました。医療法人実行会と生活介護社からは全部で6題の演題を出す予定です。実践交流会では、日常の仕事の様々な経験を多職種の前で発表することで、日常活動を見直す良い機会となっています。また、職員の皆さんが、しっかりと考えて日々の仕事をしていることがわかり、大変頼もしく感じました。全国大会が待ち遠しいです。
 8月は8日か12日まで休みを取って、オランダのアムステルダムに行ってきました。目的の一つはゴッホ美術館へ行くことでしたが、残念ながら入場制限があり、予約が取れずに行けませんでした。しかし、アムステルダムの街を満喫して、命の洗濯ができました。これからも地域医療推進に邁進してまいります。

2019年8月ー院長メッセージ

長く涼しい梅雨が明けたとたん、猛暑の始まりとなりました。暑いときはエアコンを使い、水分を十分補給して熱中症に気をつけてください。
7月15日に長崎県大村市で、第25回全国の集いIN東京2019長崎プレ大会が開催されました。大会長はさくらクリニック院長の石田賢二先生。「すべての人に最後は来る~ちゃんと決めんば、自分の最期~」というタイトルで、講演、シンポジウムが、市民交流プラザ大村で開催されました。前夜祭から市長さんも参加されましたが、大村市長の園田さんは元看護士であり、42歳とまだ若く、やる気満々の方でした。元看護士だけに、医療介護に関する理解も十分にあり、プレ大会の共催を大村市がしてくれました。当日は会場に入りきれないほどの参加者があり、モニター室を設けたぐらいの盛況でした。
大下大圓住職の講演「自利他利~自分らしく生き・往くためには~」、多職種でのシンポジウム、すべてが勉強になる話でしたが、石田賢二先生の大会長講演が最も印象に残りました。現在の日本の財政状況、医療状況を明確に語り、我々は自分の最期をどう決めてゆくべきかまで、言及されていました。忌憚ない意見に共感し、日々の活動を振り返るきっかけとなりました。
本大会は、9月15日、16日、帝京平成大学池袋キャンパスで開催されます。無料の市民公開講座も用意をしております。皆さんの参加を心からお待ち申し上げます。

2019年7月ー院長メッセージ

6月末に台風が関東地方に接近してきました。こんなに早い時期に台風が日本に向かってくるとは、地球温暖化の影響でしょうか。
最近がん末期の方の訪問診療依頼が増えてきております。がん末期で残された時間を豊かに過ごすために、自宅に戻ろうという方が多くなってきているのでしょう。住み慣れた地域の中で最後まで過ごせるよう、診療依頼は積極的に受けてゆくつもりです。
6月末に、20年近く勤務をしていただいた看護師さんの送別会が開かれました。驚いたことに、パートの医師4名も参加をされ、とても和やかで良い会でした。その方には二人の息子さんがおりますが、息子さんがまだ小学生のころから当院で仕事を始めてくださり、現在は立派に成人されて、千葉県内で仕事をされております。お子さんたちの成長を観ることで、働いてきた時間の長さを改めて実感します。よい医療を地域に提供するためには、まずよい職場環境を作ることが大切であると思っております。これからも地域医療貢献の為に努力を続けてまいりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。

2019年6月ー院長メッセージ

5月の終わりに、30度を超える真夏日が続きました。北海道では39度台の過去最高の暑さも記録しています。今年の夏が思いやられます。
5月25日の土曜日に、在宅ケアを支える診療所・市民全国ネットワーク全国の集いIN東京の佐倉プレ大会がグリーフケアをテーマに開催されました。大会長は全国の集いの大会長でもある、三嶋先生です。100名を超える参加者があり、シンポジストも宗教家、葬儀社の方、訪問看護師、ケアマネジャー、訪問医と多職種での議論が行われました。ネットワークの大会にふさわしい、実りある議論ができと思います。三嶋先生のクリニックでは、2年に一度看取りをした家族の方や関係者の方に集まってもらい、患者さんを偲ぶ会を開催しているそうです。看取りが終わると、医療者との関係が途切れてしまいがちですが、看取った方を偲んでこのような会を開催することは素晴らしいことだと思います。
我々は外来診療をしており、看取りをした家族の方が外来診療の患者さんとして、通院をしてくれることが多く、あえてグリーフケアの訪問をしておりません。ご近所の方も看取っており、散歩の最中など日常生活のワンシーンの中で、自然な形でグリーフケアが行えるように、努力をしてゆきます。
9月14日15日の全国の集いは池袋の帝京平成大学で開催されます。無料で参加できる、認知症予防の市民公開講座も用意しておりますので、皆様お誘いあわせの上是非ご参加ください。お待ち申し上げております。

2019年5月ー院長メッセージ

あれだけ咲き誇っていた桜の花もみずみずしい緑の葉に代わり、徐々に気候も暖かくなってきました。
平成も終わり、今月から新しい令和の元号が始まります。また、10連休という長い休みもあります。当院は入院患者さんや在宅患者さんもいるので、休みなく24時間365日稼働しています。外来につきましては4月30日と5月1日は通常通りの体制で行います。
10連休といっても、きちんと休める方は少ないと思います。我々のような医療機関や介護施設など、休めない仕事の方が多いのではないでしょうか?
今月は5月25日に佐倉市で、9月15日16日東京池袋の帝京平成大学で開催される、在宅ケアを支える診療所・市民全国ネットワークのプレ大会が開催されます。当院に非常勤勤務をされている三嶋先生が主催するプレ大会です。三嶋先生は今年の全国の集いの大会長でもあり、今回は地域医療研究会との合同開催となります。診療所を中心としたネットワークと、病院を主体とした地域医療研究会が手を組むことにより、地域包括ケア推進に向けてさらに大きな力となってゆくと思います。市民の皆様も自由に参加できます。皆さんの参加を心からお待ち申し上げております。

2019年4月ー院長メッセージ

診療所のそばにある、桜通りの桜が満開になりました。小金原に住んで約50年、毎年繰り返される光景であり、豊かな四季がある日本に生まれ、松戸に住んでいることに感謝する時期でもあります。
3月下旬に、第4期留学生の面接の為に、フィリピンのバコロドに行ってきました。向こうは暑いと聞いておりましたが、意外と過ごしやすく、室内ではエアコンが聞いており、上着が必要でした。バコロドにはわすか1泊でしたが、多くの若者と会って、有意義な時間を過ごすことができました。我々の面接には、当院留学2期卒業生のエクシーが付いてくれて、
何から何まで面倒を見てくれて助かりました。また、生き生きとしているエクシーの姿をみてとてもうれしく感じました。
技能実習生で来日予定の方々とも会食をしましたが、皆さん日本に行くことを心待ちにしていました。知事さんとは夕食を共にして、おいしいバコロドチキンをごちそうになりました。7月には留学生が、来年には技能実習生が来る予定であり、待ち遠しいです。
今月から、外来体制が少し変更になります。皆様にご不便をおかけしないように、注意をしてゆきますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。

2019年3月ー院長メッセージ

花粉が飛び始めて、アレルギー症状の出る方も増えてきたことと思います。最近はよく聞く薬剤もあるので、是非一度当院の医師に相談ください。
2月は比較的落ち着いた月でした。27日に厚生労働省が主管する第5回の在宅医療会議に出席をしてきました。これは、在宅医療の促進を目的として、日本医師会などの団体や市町村、患者代表などの34名の構成員からなる会議体です。私は、NPO在宅ケアを支える診療所・市民全国ネットワークを代表して参加をしています。各団体や市町村がそれぞれに協力をして在宅医療を促進するための努力を続けてゆく方法を、7つの柱を主に進めているところです。
そのネットワークの理事会も24日に行われました。現在私が会長をしておりますが、実は事務局も当院が行うことになり、会長職は今期で降りる予定です。今後は事務局長として裏方の仕事を主に行ってゆきます。裏方の仕事の方が自分には合っていると思っています。
今月はフィリピンのバコロドに留学生面接のために行く予定です。向こうは真夏なので、体調に気をつけていってきます。

交通アクセス


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医療法人社団 実幸会
いらはら診療所
TEL.047-347-2231
FAX.047-347-2551

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