院長メッセージ

2023年5月ー院長メッセージ

さくらの花も散り、気候も徐々に暖かくなってきております。皆様は変わりなくお過ごしのことと思います。
4月8日に高知市で開催される、NPO地域共生を支える医療・介護・市民全国ネットワーク名古屋大会のプレ大会に参加をしてまいりました。3年ぶりに飛行機に乗りましたが、羽田空港はいまだかつての賑わいが戻っていないようです。
高知プレ大会は、ノーリフト、ACP,地域共生の作り方という3つのテーマでのシンポジウムでしたが、内容が充実しており、最終的には地域共生につながる深い話でした。
4月22日は名古屋でのプレ大会でした。自らがんを患いながら診療を続ける、緩和ケア医である大橋洋平さんの話は、深刻にならず、ユーモアを交えた話で、考えさせられました。その後のシンポジウムも、若年がん患者さんが病院からオンライン参加をして、厳しい現実の中で、懸命に生きる姿に感銘を受けました。
5月8日から新型コロナ感染症は5類といって、季節性インフルエンザと同様の扱いになります。これまでは、コロナ感染症の医療は無料でしたが、自費負担もかかるようになります。また、コロナワクチン接種も始まりますが、これは無料です。65歳以上の方、基礎疾患を持つ方、医療介護従事者が接種対象です。接種日と場所が指定された、接種券が届く方もおりますので、接種券を確認してから、当院にご相談ください。

2023年4月ー院長メッセージ

3月は温暖な日が続き、桜の開花も例年より早くなりました。
4月よりは新年度となり、旅立ちの季節でもあります。
当院でも、10年間常勤医として勤務いただいた、和田忠志先生が非常勤となり、ご自分の診療所を南柏の駅前に開設されます。在宅医療を中心とした診療所であり、当院と連携をもって地域医療に関わって参ります。また、今後も火曜日午前中に外来は続けますので、安心をしてください。
さらに、小松﨑美穂先生が水、木、土の3日の日勤と木曜の当直勤務で新しく着任されます。
以前にも非常勤でご勤務いただいたこともあり、今後は週3日と週1日当直の常勤医としての勤務となります。水曜日午前の内科外来も担当します。
また、私の息子である、苛原航医師は今後第3土曜日午前中の整形外科外来を担当することになります。月1回の勤務ですが、将来の常勤に向けてのステップとなります。
そのほかの医師の移動はありません。
今後も新体制で地域医療に邁進してまいりますので、どうぞよろしくお願いします。

2023年3月-院長メッセージ

2月はまさに三寒四温、寒い日もあれば、4月に陽気になる日もあり、天気予報のチェックが欠かせない日々でした。皆様は元気でお過ごしの事とも思います。
新型コロナ感染症はだいぶ落ち着いてきております。2月26日の日曜日、当院は休日当番医でしたが、来院患者17名15名が発熱の患者さんでした。そのうち、9名はインフルエンザA型でした。新型コロナ感染症の方は一人もおりませんでした。
インフルエンザは特に子供に多く、大人の感染の方は家庭内での感染でした。学校でインフルエンザに感染をして、家庭内で広がるというパターンのようです。
今年は花粉の飛ぶ量が、例年よりかなり多いという予報も出ております。花粉アレルギーを持っている方は、早めの受診と薬の内服をお勧めします。当院でも花粉症の投薬をしております。

 

2023年2月ー院長メッセージ

 1月末から、10年ぶりという寒波到来で、最低気温が氷点下になるなどの厳しい寒さが続いております。皆さまは、お変わりなくお過ごしでしょうか?
 新型コロナ感染症の感染症カテゴリー見直しで、2類から5類になることが決まりました。
現場の最前線で診察をする医師の立場からは、良い判断であると思います。濃厚接触者になっただけで、仕事を休まなければならないなど、社会生活への影響が大きすぎました。また、感染をしても風邪程度の症状の方がほとんどであり、死亡率もインフルエンザと同程度になっております。
 マスクの着用義務なども緩和されます。外を散歩するときは、マスクの必要はありません。
室内等ではしっかりとマスクをつけてください。また、基本的な感染対策である、手洗い・換気などは引き続きしっかりと行ってゆきましょう。
 当院では引き続き発熱外来を行ってまいります。熱のある方はまずはお電話で予約をしてください。よろしくお願いします。

 

2023年1月-院長メッセージ

皆様あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

 昨年も新型コロナ感染症に振り回された一年でした。感染症はまだ続くとは思いますが、ほぼ季節性インフルエンザと同等の重症化率や致死率となっており、今春に感染症の類型が見直される予定です。しかし、感染症対策は今まで通りでしっかりと行ってゆきましょう。
今年から「かかりつけ医」制度が始まり、現在様々に議論がされております。当院は「かかりつけ医」に必要な機能を備えており、我々自身も「かかりつけ医」を意識して仕事を進めております。
 「かかりつけ医」の定義がいろいろと議論されておりますが、私の考えは、どのような疾患でも初期対応できて、必要に応じて二次医療機関に紹介できること。そして、通院が困難となれば、訪問診療で最期まで診てゆくこと。また、介護の相談にも応じられる能力をもっていること、と考えております。
 今後、独居や高齢者世帯が増えてゆきますので、訪問診療や介護の重要性も高まります。
 地域共生社会を創るという高い志を持ちながら、地道な診療をコツコツと続けてまいりたいと願っています。

 

2022年12月ー院長メッセージ

11月は比較的暖かい日が多く、過ごしやすかったですね。12月に入り急に寒くなるとの予想です。皆さん、体調管理に気をつけてください。
新型コロナワクチン接種は毎日続けております。最近になってまた患者数が増加しており、ワクチン接種の予約も混みだしております。重症化を防ぐためにも、ワクチン接種を続けてください。
インフルエンザワクチン接種も順調に進んでおりますが、当院ではいまだ感染者は出ておりません。この2年間インフルエンザは流行しておらず、今年も大丈夫かと思います。
最近新型コロナ感染症で外出を控えて、運動不足になり、足腰が弱くなる高齢者の方が増えております。感染症は怖いですが、歩いて筋力を維持してください。筋力が低下すると、転倒して背骨の圧迫骨折や大腿骨頸部骨折などの危険性が増してきます。
12月、師走になりました。何かと気ぜわしい時期ですが、感染症対策を続けて日々の生活を充実させてください。

 

2022年11月-院長メッセージ

10月は朝晩の寒暖差が激しい日が続きました。皆様はお変わりなくお過ごしでしょうか?
コロナ感染症の全例報告義務がなくなり、感染症は終息に向かっているようですが、いまだ当院の発熱外来では、コロナ陽性と診断される患者さんが連日続いております。
これから、寒くなってくるとインフルエンザの流行も予想されており、マスク、手洗いなどの基本的な予防は続けてゆく必要があります。毎朝5時前に起きて散歩をする生活を続けておりますが、さすがに朝の散歩でのマスク着用は必要ありません。しかし、人通りのない朝の散歩でもマスクをつけている方がいて驚いております。日本人の生真面目な習性なのでしょうか。
新型コロナワクチン5回目の接種券が私のところに届きました。一体いつまでこの感染症は続くのでしょうか。一日も早い収束を願っております。
インフルエンザワクチンの接種は始まっております。予約は必要ありません。診察時間内においでいただければいつでも接種可能です。今年はワクチンの量は十分あるので、心配ありません。

 

2022年10月ー院長メッセージ

9月の末になると、さすがに朝晩は涼しくなります。しかし、日中は30度近くになる日もあり、寒暖差が激しいですね。皆様はお変わりなくお過ごしのことと思います。
9月18日19日と平塚で開催された、「第1回の地域共生を支える医療・介護・市民全国ネットワーク全国の集い湘南ひらつか2022」に参加をしてまいりました。
当院から2演題、生活介護から1演題の発表が実践交流会で行われました。3年ぶりに対面での開催となり、懐かしい人たちと再会を喜びました。今回は、会場が小さく、4会場での開催となりましたが、新しい会の在り方としては、得るものがありました。
19日の「団塊/全共闘世代の未来と課題2」の会場は満席で立ち見が出るほどでした。上野千鶴子、三好春樹といった役者がそろっていたこともありますが、内容が実に面白く、続編を期待したいくらいでした。
来年は名古屋で地域医療研究会の代表であり、新生ネットワークの共同代表でもある、亀井先生が大会長です。早々に準備を始めており、楽しみです。プレ大会も高知や山形での開催が予定されており、これも楽しみですね。
今月よりインフルエンザの予防注射を開始しております。今年は十分にワクチンがあるので、ご希望の方は安心をしてください。特に予約は必要ありません。

 

2022年9月ー院長メッセージ

暑い日が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
新型コロナ感染者数もなかなか下げ止まらず、重症者数も増えてきております。感染症の怖さよりも、一度感染をすると、10日間の隔離期間が必要になることの方が、社会に与える影響が多いです。さらには、いまだに隔離期間後もPCRの陰性証明をもらってくるようにと、根拠に乏しい事を強いる会社もあり、困ったものだと思っています。隔離期間が終わってもPCR検査は陰性にならないことも多くあり、全く意味のない検査です。厚労省からそのような証明を求めないようにとの通達も出ております。
8月には、フィリピンから技能実習生第2段の若者が来てくれました。丁度コロナ禍で、当院関連施設でもクラスターが発生していた頃だけに、心強い味方となりました。今回は野田のグループホームにも2名派遣をする予定です。実習生の方々が有意義な時間を過ごしてくれることを願っております。
当院では9月も発熱外来を続けてまいります。発熱等の場合はまず、当院までお電話をください。よろしくお願い申し上げます。

2022年8月ー院長メッセージ

暑い日が続いております。
皆さまはお変わりなく、お過ごしでしょうか。
このところ新型コロナワクチン感染症患者数は、著しく増加しており、過去最大患者数を連日更新しています。当院の発熱外来も皆様からの要請にお答えできず、大変恐縮しております。火曜日と金曜日の午後も発熱外来を少人数ですが開始しました。多くの場合、軽症で終わりますので、症状が軽い場合には、自分でできるコロナ抗原検査を行うことをお勧めいたします。
7月23日に、神戸で開催された、第4回日本在宅医療連合学会に参加してまいりました。当院の和田医師が座長をするシンポジウムなどがありましたが、お目当ては浅沼事務長がシンポジストとして登壇する「在宅医療における事務職の役割」というセクションです。
黒のワンピースの白のジャケットという、見栄えの良い恰好で、講演の内容が群を抜いて素晴らしく、院長として大変誇らしく感じました。浅沼事務長、和田先生ご苦労様でした。
当院は引き続き地域医療の推進のため努力してまいりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。

 

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